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2014年、夢見ていたスイスのデザルプ(牧下り)に行く事が出来ました。その思い出を反芻しながら、色々なクラフトワークを楽しんでいます。

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2017/08/17 10:00  牛の吾蔵~佐久市川村吾蔵記念館


家族で過ごした夏休み
宿泊した草津温泉から、建設中の八ッ場ダムを見学した後、大混雑の軽井沢を通過して、佐久市へ向かいました。

今年4月、乳牛美人コンテストに行って、美牛の基準になる理想体型があることを知りました。
「乳牛 理想体型」で検索するとヒットしてくる「牛の吾蔵~理想体型の模型製作者」がずっと頭にあったから、宿泊先でもらった佐久市のフリーペーパーにその名前を見つけ、小躍りしました。
佐久市出身だったんだ~

川村吾蔵記念館は、日本に二つしか建てられなかった五稜郭の跡地を整備した公園の中にあります。メンズは、迷わず五稜郭見学に行ったので、私は一人で佐久市川村吾蔵記念館へ。

まず、彼の生涯についての展示を見て、牛模型を作るに至った経緯を知りました。

1884年、佐久群臼田村生まれ。地元の尋常中学を卒業後、美術研究生として20歳で渡米しました。ナショナル・アカデミー・オブ・デザインで彫刻の勉強をし、26歳で渡仏。エコール・ド・ボザールで特待生になり、あのロダンに認められ助手になるよう勧誘されたのを断って、アメリカ人彫刻家フレデリック・マクモニスに師事します。30歳で拠点をアメリカに移し、マクモニスと組んで大規模モニュメントや肖像を多数制作しました。

32歳の時、牧場主から農業大学へ贈る乳牛のトゥルータイプの注文を受け、牛ついて勉強を始めたそうです。
ヨーロッパからアメリカに酪農がもたらされ100年。牧場主たちが目指すべき理想的な牛の体型を定め、それをアメリカ中に広めるプロジェクトの一環として、吾蔵製作の模型が広く頒布されました。それで「牛のGOZO」として知られるようになったわけ。
なるほど~


隣の部屋には、彼が手掛けたマッカーサー元帥や野口英世博士の肖像彫刻などが壁際に並ぶ前面、一番目立つところに牛の模型(ミニチュア)が3体置かれていました。




真ん中にホルスタインの牝牛。左右にホルスタインとジャージーの雄牛。


彫刻を行き来しながら鑑賞していたら、背が高く体格のいいさわやかな感じの男性が学芸員さんを引き連れて、展示室に入ってきました。
「ホルスタインとジャージー牛の雄牛の展示プレート、たぶん直感だけど間違っているよ」って優しく指摘していらっしゃいます。
「ジャージーの方が鼻先が短く、額が広いんだよ。たまたま関係者だから」って。

学芸員さんはちょっとあわてていらして、6月に貸していた展示品が戻ってきた、プレートは展示台に接着してあるから間違っていない、先日酪農関係者が来館したけど特に何も言わなかった、元々間違っていたのだとしたら大問題になる、など頭に浮かぶことを思いつくままおっしゃっていました。

あ、そういえばジャージーの方が小柄なはずなのに、って口を挟んじゃった!
男性は我が意を得たりと、「そうですよね~、関係者の方ですか?」って聞いてこられたから、
「牛の絵を描いているだけです」って、恥ずかしくなりました。数字的に比較する知識はあっても顔の部分的な違いなんてあまり意識して描いてこなかったから。

それでも思いついて入り口に戻り、牛の模型3体の絵葉書を購入し、タイトルを確認してみました。

結果~その男性のおっしゃる通りでした。
皆で絵葉書を見ながら、答え合わせしてすっきりできました。
学芸員さんも展示場所を間違えただけとわかってホッとされていましたし、一緒にいらした男性の奥様も嬉しそうに誇らしそうにしていらっしゃいましたよ。


名刺の交換をさせていただいたら、種牛の改良のお仕事をされていらっしゃる方でした。
さすがです!格好いいなぁ~
お蔭でとても印象深い鑑賞になりました。

本当はもう少しその場にいて語らい合いたかったけど、ランチに予約した佐久名物、「むしり鶏」の焼き上がり時間が迫ってきたので、すぐに失礼してしまいました。


牛を愛でた後、食べるのはチキンです。
脂っぽくなく、皮はパリッと中はジューシーな鶏の半身が、ペロリとお腹に入りましたよ。

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テーマ : お出かけ日記 - ジャンル : 日記

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